Back 県総体のBブロック決勝戦は0−15でつくば秀英高に敗れました。
6月22日(日)13:00 鹿嶋市の「卜伝の郷運動公園」で、県総体(兼)国体予選のBブロック決勝戦が行われ、
日立一高は、つくば秀英高に前半0−5、後半0−10、計0−15で敗れました。
朝から断続的に雨が降り、霧も出て肌寒い悪コンディションの中、昨年秋の雪辱(全国大会県予選の準々決勝で
0−93と完敗)を期して果敢に挑みました。
開始直後、ハーフウェイ付近からCTB−WTB−FBとつないだときには、あわや先制トライか!?と思われました
が、レフリーの非情の笛が鳴り、痛恨のスローフォワード・・・絶好のチャンスを逸しました。
その5分後、ラックの連取から相手CTBに縦を突かれ、0−5と先制を許し、その後も風下の自陣に釘付けとなる
苦しい展開をよくしのぎましたが、前半終了間際にゴール前ラインアウトからモールを押し込まれ0−10。
サイドが変わり、風上となって期待された後半は、風が弱まるとともに雨が強くなり、何度かトライチャンスはあった
ものの得点には結びつかず。一進一退の攻防の中、キック処理の不手際からラックのこぼれ球をつながれてトライ
を奪われ0−15。最後までペースをつかむことができぬままに、ノーサイドの笛が鳴ってしまいました。
ディフェンスを踏ん張り、相手を3トライに抑えたところには大きな成長の跡が見られました。しかし、雨と寒さのせ
いかアタックにいつものスピードとキレがなく、残念ながら実力を出し切ることはできませんでした。
それでも、着実にチーム力は向上しています。伸びしろから考えれば、県内ではこの1年で一番成長したチームで
はないでしょうか。このまま進化し続ければ、秋には上位の私立高とも互角以上に戦えるものと思われます。
これから受験を迎える3年生には厳しい選択かもしれません。しかし、この悔しさを胸に、一人でも多くの3年生が
夏以降も活動を継続してくれることを、OB一同願ってやみません。
※ OBの皆様、保護者の皆様、風雨の中を多数の、そして熱心な応援本当にありがとうございました。
(2008.6.23
茨城新聞掲載記事)
(撮影:金澤 勉)