新任のごあいさつ   附属中ラグビー部監督 根本伸一

 


 

 私は、昭和60年度から62年度の3年間、日立一高ラグビー部の一員として活動し、OB会の皆様の
ご支援のお陰で思う存分ラグビーの素晴らしさを堪能させていた
だきました。今の自分があるのはラグビー
との出会い、日立一高ラグビー部、同OB会の存在があってのことと心から感謝しております。

 さて、今年度の4月から日立第一高等学校附属中学校に赴任し、中学校ラグビー部の顧問を務めさせて
いただくことになりました。これは、お世話になった母校とOB会、そして日立一高ラグビー部への恩返し
の機会を頂戴したことと受け止めています。

私の役目は、名門日立一高ラグビー部の復興のために「金の卵」である中学生を育てることです。この
ことは、ラグビーを教えられる嬉しさよりもその責任の重さの方が勝っており、身が引き締まる思いではありますが、顧問就任当初からすでに
何人ものOBの方々から温かいご支援を賜り、現役時代と同じように勇気を与えていただきながら指導にあたっております。皆様の心強い支援
に感謝し、期待に応えられるよう微力ながら精一杯務める所存です。

中学校ラグビー部は、現在は勝つことだけに目を向けず、ハンドリング等の基礎的な技能の習得とラグビーという競技がもつ「フォロー」の
精神の指導に重点を置いて練習を行っています。

これからも楽しさの中に厳しさが混じった練習を通して、心身ともにたくましく、ラグビーを心から愛する部員たちをつくっていきたいと
考えておりますので、これまで同様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

                                               (OB会報第17号の紙面より抜粋)