Back      全国大会県予選の準々決勝は12−42で清真学園に敗れる。

  平成30年10月28日(日)堀原運動公園競技場で 第98回全国高校ラグビー大会 茨城県予選の準々決勝が行われ、日立一高は前半5−28、
後半7−14、計12−42で清真学園に敗れ、今回もベスト4進出はなりませんでした。

 晴天・微風の絶好のコンディションの下、予定より2分遅れて11:47キックオフ
 キックオフ直後の4分、日立一高BKのキック処理が、慎重になりすぎて遅れたところを潰され一気に自陣に攻め込まれ、ゴール前のラックの連取から
清真CTBにゴールラインを割られ、先制トライを許します。ゴールキック成功(0−7)
 なんとか挽回したい日立一高は、キックで敵陣に入ろうとしますが、
前半8分、キックチェイス後のタックルが甘くなり、アンラッキーなボールのバウンド
もあり、清真WTBに一気に自陣ゴール前に迫られ、マイボールラックからのこぼれ球を拾われ、トライを奪われます。ゴール成功(0−14)
16分には、相手ボールスクラムから左オープンに回され、ラックサイドを清真FWに持ち込まれトライ、ゴール成功(0−21)とリードを広げられます。
20分には、ようやく敵陣に攻め込み、ペナルティからラインアウトを選択し、モールを押し込むと見せてサイドを突き、FL松藤からSH尾又に繋いで
トライ、ゴール不成功で(5−21)と反撃体制に入ります。しかし、肝心なところでハンドリングミスが出たりで追撃ならず、逆に26分、ラインアウト
から左大外に展開され、日立一高BKのディフェンスが追いつかずトライ、ゴール成功(5−28)となったところでハーフタイム

 後半のスタートは、CTB志賀に替わって3年生の井町が入りSOに、SO半澤がFBに下がり、FBの菊池がCTBに上がりました。
 6分には、WTB加藤に替わり、満を持して3年生の笹森が入り、総力戦で逆転を狙います。
 しかし、14分、清真BKがインゴールにグラバーキック、WTB田所が押さえたかに見えましたが、ボールが点々とするところを清真BKにグランディ
ングされ失トライ、ゴール成功(5−35)
 最後まで諦めない日立一高は、20分、敵陣22m付近のラインアウトからモールを組み、20m以上押し込んでトライ!!ゴール成功(12−35)
 その後、FL津下に替わってLOに3年生の綿引を投入、残り5分を切っても果敢に攻撃を続けますが、肝心なところでハンドリングミスが続出して得点に
繋がらず、逆に最後の1プレイで清真BKにトライを喫し、ゴール成功(12−42)となったところでノーサイドの笛が鳴りました。

 一旦試合が落ち着いてからは、一進一退の互角の攻防が続いただけに、前半最初の失2トライが惜しまれます。
 清真学園側にも何度もミスは出ました。しかし、ミスに付け込めたのが清真学園、付け込めなかったのが日立一高という結果になってしまいました。
 でも、部員たちは頑張りました。最後まで集中を切らすことなく果敢に戦いを挑んだ部員たちを、我々OBは心から讃えたいと思います。
 振り返れば、今シーズンはインフルエンザや怪我などでなかなかベストメンバーが組めず、この試合の後半になって、ようやく3年生が全員揃って試合に
出場できた気がします。
 怪我に強い肉体づくりと、大試合にも動揺しないメンタルの強さを身に付けて、それぞれが次のステップに向けて一層精進してくれることを期待しています。
 3年生の皆さん、お疲れ様でした。父母のみなさん・OBのみなさん、御支援・御声援ありがとうございました。

※試合の写真が届いたので追加します。圧縮しない大きいままの写真が欲しい方は、Facebookの「日立一高ラグビー部」からダウンロードしてください。
 なお、今回の写真は、OB金澤氏、OB兼父母会長の尾又氏、賛助会員の田口氏からそれぞれ御提供いただきました。
 https://www.facebook.com/groups/393498637334533/?ref=bookmarks

 ※3年生のやり切った表情と、1・2年生の悔しそうな顔が
                                                   印象的です。