Back        関東大会県予選の1回戦は75−5で太田一高に勝利!!



  4月23日(日)午前10時、水戸農業高校グランドで、平成29年度第65回関東高等学校ラグビーフットボール大会茨城県予選の1回戦が行われ、

日立一高は前半42−5、後半33−0、計75−5で太田一高を破り、2回戦進出を決めました。

 快晴ながら、やや肌寒さを感じる絶好のコンディション。前半は風下でのスタートです。

 開始早々の1分、ラックでのターンオーバーから一旦サイドを突いて左に展開、CTB→WTBとタイミングよくパスが通り、左中間にWTB角田が

先制の、そして新チームとしての初トライを挙げ、ゴールも成功し(7−0)と幸先の良いスタートを切りました。

 続く7分には、敵陣ゴール前ペナルティからFWが1回縦を突いた後左に展開、WTB角田が切れ味の良いステップを踏み、先ほどとほぼ同じ位置に

連続トライ。ゴール成功(14−0)とリードを広げます。

 FWの体格に勝る太田一高は、FWの突破に活路を見出そうとしますが、日立一高の思い切りよく前に出るディフェンスに阻まれ、またハイタックルに

より連続してぺナライズされるなどリズムが崩れてペースが掴めず、攻撃も単調になりがちです。

 一方の日立一高は12分にFB笹森、15分にはSO井町が個人技を生かしてトライを奪い、いずれもゴール成功し、28−0と更にリードを広げます。

 試合前、日立一高は、経験不足によるFWのセットプレーの安定とBKのラインディフェンスに不安を抱いていましたが、ゲームの入りが良かったこと

もあり、先に試合の主導権を握れたことによって不安が払しょくされ、前半から安定した試合運びとなりました。

 ただ、前半の終盤から、密集でのオフサイドやノットロールアウェイなどの細かな、そして不注意による反則がやや多くなり、更には日立一高のキック

チェイス時のオフサイドが厳しくペナライズされはじめ、一抹の不安を抱かせました。

 スコア的には、23分には自陣ラックでのターンオーバーからCTB菊池が自陣から走り切り、28分にも相手ボールラインアウトのこぼれ球を拾って

左右に展開してWTB角田がトライを奪い、ともにゴール成功し(42−0)と試合を決定付ける点差となりました。

 前半の終了間際、自陣での敵ボールラインアウトモールから、一旦は押し返しましたがその後粘られ、ペナルティからの密集サイドを突かれトライを喫し、

(42−5)でハーフタイム。この辺りは、経験不足もあり、やや淡白なディフェンスとなりました。

 後半に入ると、太田一高もFWを中心に激しい闘志を見せ、また日立一高も攻守がやや雑になり、一進一退の膠着状態が続きました。それでも、常に敵陣

でゲームを進める日立一高は、後半8分、敵陣でのハードタックルなどで相手方TBのパスの乱れを誘い、こぼれ球を拾ったWTB角田がインゴールまで走り

切ってトライ、ゴール成功(49−5)。14分にも相手陣ラックでのターンオーバーから、この日5本目のトライをWTB角田が決め、ゴール成功(56−

5)とペースを取り戻します。

 後半20分には、自陣でのラックから、FB笹森が個人技でインゴールまで走り切りトライ、ゴール成功して(63−5)

 26分には、敵陣ゴール前のペナルティから、1年生プロップ鈴木(大)がインゴールに飛び込みトライ、ゴール成功(70−5)

 30分には、ラストワンプレイでの敵陣ラインアウトから中央付近でラック、ブラインドサイドから良い角度で切り込んだWTB田所がトライ、右中間

からの難しい角度のコンバージョンゴールを、この日初めてFB笹森が外し、(75−5)となったところでノーサイド。

 前後半を通して、日立一高はFW・BKとも豊富な運動量で常にブレイクダウンで先手を取り、タックルミスが生じても粘り強くバッキングアップし、何度

もディフェンスからチャンスを産み出しました。そして、新1年生5人を含めた布陣としては、上々の試合結果となりました。

 この成果を自信として今後に生かし、いくつか見られたロスやミスを軌道修正していければ、更に次のステップも見えてくることと思います。

 本日、ご多忙の中を多数応援に来てくださった、父母の皆さん、そしてOB・関係者の皆さん、ありがとうございました。

 今後の日立一高の可能性に大きく期待するとともに、総力を挙げて支援していきましょう!!


  
  
  
  
  
  ← これは オ・マ・ケ


※ここからは、父母会OBの小川さんに提供していただいた写真です。