Back       全国大会県予選の2回戦は45−7で下館工業に勝利!!

  平成28年10月15日(土)堀原運動公園競技場で、全国大会県予選の2回戦が行われ、日立一高と海洋高校の「合同A」チームは、前半
33−0、後半12−7、計45−7で下館工業を破り、準々決勝進出を決めました。
 今回も、前の試合の終了が遅れたので、午後2時20分キックフオフ。快晴・気温23℃で微風。この季節としては日向ではやや暑さを感じる
ほどの気象条件。後半にはウォーターブレイク(給水のための試合中断)が入るほどでした。
(前回同様、得点者の名前やスコア等が違っていたら御勘弁ください。・・・ご指摘をいただければ速やかに訂正します。)

 試合開始直後は、相手FWの頑張りもありゲームは拮抗していましたが、前半7分、ハーフウェイ付近の自陣ラックから右に展開、ライン参加
したFB笹森がそのまま走り切って右中間に先制トライ。ゴール不成功ながら(5−0)とリード
 その後も相手の重いFWにスクラムでプレッシャーを受けたり、ラックでもクリーンにスィープできず互いにターンオーバーでチャンスを潰し
合ったり、キックチェイスで1人目が止めきれずゲインを許すなど、一進一退の攻防が続きます。近場のポイントだと数で対応できるのですが、
遠い位置でのブレイクダウンでは個々の体格差などもあり、攻撃が継続できない場面も何度か見られ、一度タックルに入り止めかけた相手BKにも
強引に前に出られピンチを招くなど、CTB付近でのタックルの高さも気になるところでした。
 そんな中、久しぶりに敵陣に攻め込んだ18分、マイボールスクラムからのボール出しがやや乱れた結果、bW篠田がサイドアタックの形になり
SO井町につないで強引に飛び込みトライ!ゴールも成功して(12−0)とリードを広げます。
 このあたりから流れが合同Aに傾き、23分に22m付近ラックから右に展開しCTB田口がトライ(19−0)、29分に10m付近ラック
からの相手パスをSO井町がインターセプトしてトライ(26−0)、33分には左右の揺さぶりでラックを連取し、最後はFB笹森が飛び込んで
トライ(33−0)としたところで前半が終了

 後半は、ハンドリングミスや不用意なペナルティなどが重なり、得点に結びつきません。タッチラインの外から見る限りでは、SO・CTBの
立ち位置が(特にセットから)深すぎるため、TBラインがなかなか前に上がってこれない印象も受けました。
 15分にウォーターブレイクが入り、後半の後半に突入。それまでプレッシャーを受けていたスクラムで優位に立ち始め、20分にはスクラム
でのターンオーバーからFW・BKが連続攻撃を仕掛け、CTB菊池が飛び込んでトライ。ゴール不成功ながら38−0と追加点を挙げ、試合が
動き始めました。29分にもTBが動きの中で相手ボールをターンオーバー、最後はFB笹森が走りこんでトライ。ゴール成功し(45−0)
 このまま試合終了かと思われましたが、最後の最後に下館工業が意地を見せ、ハイタックルで得たペナルティからFWがパワープレイで突進し、
ラックから左に展開してゴール前に迫り最後は体格差を利してCTB?が飛び込みトライ。(45−7)となったところでノーサイド。
 それまでにも何度かゴール前の攻防で粘り強くディフェンスしていた合同Aでしたが、最後は集中力を維持できず、完封勝利を逃しました。 

 試合経過を振り返ると、いろいろ課題はあるし、随所に口をはさみたくなりますが、なんといっても1年生が9人という若いチームです。
 賢い彼等のことですから、随所に散見される課題も、周りに言われなくても十分承知していることばかりだと思います。今は1戦1戦が貴重な
実践体験ですので、次の準々決勝:vs.清真学園戦(10月23日(日)10:30〜堀原運動公園)でも臆することなく、堂々と戦ってくれること
でしょう。
 春で引退した3年生も、去年の卒業生も、この日は後輩たちの戦いぶりを応援に駆けつけてくれていました
※なんと村田一弘校長先生も!!
 次の試合も、現役・OB・父母・関係者が一丸となって盛り上げていきましょう!!