Back       全国大会県予選の1回戦は45−17で水戸一高に辛勝!!

  平成28年10月1日(土)水戸農業高校グランドで、全国大会県予選の1回戦が行われ、日立一高と海洋高校の「合同A」チームは、前半
21−12、後半24−6、計45−17で水戸一高を破り、2回戦進出を決めました。
 前の試合の終了が遅れたので、午後2時12分キックフオフ。昨夜からの雨は昼前に上がり、気温20℃で微風。やや足元は滑りやすいものの
まずまずのコンディションの中、試合開始です。(以下、得点者の名前やスコア等が違っていたら御勘弁ください。・・・ご指摘をいただければ
速やかに訂正します。)

 前半開始早々の3分、自陣ラックからbW→CTB→フランカーと繋ぎ、SH尾又が先制トライ。5分にも自陣からFB笹森が快足を飛ばして
トライ、ともにゴールも成功し14−0とリード。その後9分にも敵陣で相手TBのパスをインターセプトしてCTB田口?菊池?がトライ、
21−0と点差を広げます。
 リードされた水戸一も、前に出るタックルとブレイクダウンへの入りの鋭さは合同Aを上回っており、そこが不安材料でしたが、やはり不安
的中。最初に楽にトライできすぎたせいか、合同Aはプレイがやや雑になり、ハンドリングミスや反則も重なって攻めあぐね、前半10分過ぎ
頃から流れが変わります。
 合同Aの一番弱いところ、ラックサイドを執拗に攻撃され、22分・28分と水戸一FWにトライを許し、21−12で前半終了。終了間際
にもピンチがあったのですが、フランカー松藤のナイスバッキング&タックルで難を逃れました。

 後半も、開始のキックオフがノット10mになるなど、なかなか流れは変えられず、水戸一BKの地味ながら粘り強いアタックに連続攻撃を
許し、7分にはCTBに3本目のトライを奪われ、21−17と1トライで逆転されるスコアに迫られました。
 ここでようやく合同Aにもエンジンがかかり、11分に敵陣ゴール前のペナルティからbWが持ち出してCTB菊池が強引にトライ!30分
ぶりの得点となりました。
 そして、流れを大きく変えたのは、やはりbWのキャプテン篠田でした。17分にハーフウェイ付近のラックサイドを突破し、そのまま50m
走り切ってほぼ中央にトライ。このトライで33−17とセーフティリードとしただけでなく、その後は目に見えて試合の流れが変わり、疲労の
色が濃い水戸一にもミスが目立ち始め、20分・26分にはSO井町が連続トライして、終わってみれば45−17と大差での勝利となりました。

 水戸一高は、毎年ではありませんが全国大会予選に単独チームで出場してくると「魂のラグビー」とでも言うべき素晴らしいラグビーを見せて
くれます。これは私たちも見習わなければならない点です。今日の試合も、後半あと1本トライを奪われていれば、どちらが勝ったかわからない
内容でした。でも、前半からトライ後のゴールをきちんと入れていたこと、水戸一の足が後半の後半に止まったこと、そして最後まで全員があき
らめずに自分の仕事を全うしたこと。これにより勝利を掴むことができました。
 2回戦(10月15日(土)午後2時〜 堀原運動公園 v.s.合同D×下館工業の勝者)まであと2週間ありますので、この試合で得られた課題を
学習・分析・克服して、合同Aには水戸一高の分まで勝ち進んで欲しいと思います。

 本日も、グランドにおいでの皆様には、多数のご声援をいただきありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

※父母の小川さんから写真をご提供いただきましたので、以下に掲載します。ありがとうございました。