Back     8月2日(日)〜6日(木)恒例の菅平合宿を実施しました!!


 平成27年8月2日(日)〜6日(木) 日立一高ラグビー部は、恒例の菅平合宿(長野県菅平高原)を実施しました。
 今年は、怪我人等もあり、残年ながら1年生1人、2年生7人、3年生5人の計13人での参加となり、相手チームから最低でも2人を借りての試合と
なるところでしたが、急遽、山口(茨城大4年)、伊藤(國學院大3年)、後藤(法政大3年)の3若手OBが参加してくれることになり、なんとか単独
チームで試合をこなすことができました。(※3日(月)の朝練で、藤田(3年)が額を裂傷し丸2日間リタイヤしたこともあり、最初は避暑方々優雅に
参加するはずだった若手3人は、ほぼフル出場となり、うち2人は当初2泊3日の予定を1日延長し、最終日まで菅平に残ってくれました。・・・感謝)

 その他OB会からは、尾又会長、益子さん(元早稲田大主将・監督)、吉野さん(本校初の高校日本代表・日本代表cap9)、木下が参加。途中4日(火)
にはOB兼父母会の志賀夫妻、5日(水)にはOB柴田一家が応援に駆けつけ、3年間皆勤賞の小宮父母会長等みんなで現役部員を激励・応援してきました。
 今年の菅平は例年になく暑さや日差しが厳しく、また夜には激しい雷雨もありましたが、練習・試合には特に支障なく、さすがに日陰や朝晩は涼しいので、
部員たちは実践経験を十二分に積んで、成長することができたと思います。

【試合結果】試合に気持ちが入りすぎるとメモの手が止まり、ゴールキックもその場でメモしておかないと入ったかどうか忘れてしまい。下記の試合結果は
     100%正確なものでないことを、あらかじめ御了承ください。

 2日(日)午後  都立狛江(東京) 5−10  ・初戦ということもあり攻守が噛み合わず、前半は一進一退の攻防。中盤から敵陣ゴール前に攻め込み
                         ましたが、キックチャージしたこぼれボールを拾われ独走を許したりイレギュラーバウンドがあったり
                         と不運が続き0−10、終了間際にラックから15番小川が飛び込み5−10と意地を見せました。
          高崎商業(群馬) 14−0  ・1ラウンド空けて仕切り直し、吉野さんや根本先生(附属中監督:今回は引率)のアドバイスを胸に
                         奮闘し、FWが2トライを上げ勝利。しかし、前に出るディフェンスができていないこと、ラックで
                         ターンオーバーを狙うか否かの見極めが甘いなど、明日以降に向けての反省材料も明確になりました。                                
 3日(月)午後  千葉経済(千葉) 0−10  ・昨年度も対戦したFWにこだわりを持つチーム。今年もラインアウトモールを押し込まれ0−5、
                         ゴール前スクラムからモールを押し込まれ0−10と、FW周辺での失点が続きます。相変わらず日立
                         一高は、ガツガツ来る相手は苦手なようです。
          宇都宮工(栃木) 12−7  ・1ラウンド目よりはFWの圧力が少ない分、余裕を持った試合展開。すっかり得点源になった6番
                         篠田、15番小川のトライで12−0とリード。その後も追加点を狙って果敢にゴール前に攻め込んだ
                         ところをインターセプトされトライを返され12−7。・・・まあ、仕方ないか?
          佐野松桜(栃木) 33−0  ・3ラウンド目の対戦チームは、やや未完成。開始2分にCTB志賀がトライすると、概ね5分ごとに
                         トライを奪い、スコア上は楽勝な展開。
 4日(火)午後  草加高校(埼玉) 42−21 ・全体的に小柄なチーム。一発のスピードはないし、タックルも厳しくない。ということで前半からFW
                         BK一体となった攻撃で3連続トライ。楽勝ムードが漂いますが、そこに落とし穴。終了間際にゴール前
                         ペナルティを押し込まれトライ。21−7で折り返します。後半はモールからリズムを掴んだ相手と一進
                         一体の攻防。終了間際にもゴール前でラックサイドを突かれてトライを喫し、後半だけなら21−14。
                         集中力の欠如からかハンドリングミスが多い上、CTBのディフェンスでのコンビネーションが悪く、
                         単に流れただけの相手に簡単にゲインを許すなど、まだまだ課題山積です。
                         3ラウンド目は草加Bとの対戦。集中力が切れており、7−0と勝つには勝つも参考にならず。 
 5日(水)午後  大泉学園(東京) 15−0   ・朝の練習で昨日までの課題を整理し、気合十分で臨んだ試合。結果は・・・開始2分と8分にテンポの
                         良い攻撃でトライを連取。しかし今一歩波に乗りきれず、昨日と同様ハンドリングミスも目に付きます。
          朝霞高校(埼玉) 21−0   ・これまで対戦したチームの中では、体格に恵まれたチーム。技術的には未完成ですが、勢いづかせては
                         いけないタイプ。3回ほどあったゴール前でのラインアウトやペナルティからのモールのピンチも、学習
                         能力を働かせて未然に防ぎ、CTBのディフェンスも徐々に改善されつつあり、完封勝利を収めました。
 6日(木)午前  岩槻北陵(埼玉) 40−0  ・最終日は、2試合ともビッグスコアの完封勝ち。生で見ていないので、なんとも評価できませんが、
          栗橋北彩(埼玉) 61−0   徐々にチームとして歯車が噛み合ってきたのでしょう。秋に向けていい感じでスタートが切れそうです。

 ※4泊5日の合宿を通して、地元ではなかなか得られない実戦体験を積むことかでき、稔り多い合宿となりました。今回も若手OB3人を始め、多くの皆様の
 ご支援やご協力、励ましをいただき、心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。秋に向けて、まだまだ課題山積ですが、監督・顧問・OB・
 父母が一体となって、日立一高ラグビー部を盛り上げ・盛り立てて行こうと思いますので、今後とも、よろしくお願いいたします。


【写真】木下のコンパクトカメラ・携帯に加え、OB志賀さんからも提供していただきました。写真の出来・不出来はともかく雰囲気だけでも伝われば・・・

 

  
   左から、山口・後藤・伊藤の若手OB3人                           ↑上:吉野さん ↓下:根本先生のハーフタイムでの訓話
  

                                                          ↑ あっと驚きの瞬間的な強風

  

↑上:益子さん ↓下:吉野さんの試合後の指導

  
  
  
  
  
  
  

  
  
※ラインアウトは一旦プレイが止まる上にタッチラインに近いため、ついつい写真が多くなります。
  
  
  
  
  
  
 仲間二人を残して(さっさと)下山する後藤、最後に部員たちの挨拶を受けた、やや感動的なシーン \(^_^)