Back 新人戦の5位決定戦は43−14で、水城高校に辛勝!!
平成23年度茨城県高校新人大会の第4戦(5位決定戦)は、水城高校に前半24−0、後半19−14、計43−14で辛勝しました。
(※この試合は、金澤事務局長が所用で欠席のため、写真の掲載はありません。)
前半、FW・BKともにボールキャリアーの前に出る意識が乏しく、またゲインしたプレイヤーに対する寄りも遅く、責め続けている割には
思い切りの悪い印象を受ける試合展開となりました。それでも、水城高校のラインアウトの精度の低さにも救われ、大半を敵陣でプレイ
できたことから、「攻めあぐね」の感はありますがFL伊藤の先制トライやWTB今川の連続トライなど4トライを挙げ、24−0とリードして
ハーフタイムを迎えます。
後半は、開始3分に敵ボールラインアウトを奪取してCTB小室がトライを奪い、6分・14分にもbW後藤がトライを挙げるなどリズムを
つかんだかに見えましたが、ここから水城高校の執拗なモールに苦しめられ、ハーフライン手前からもモールを押され続け、2トライを
喫したところでノーサイド。後味の悪い勝利となりました。
現在のルールでは、組まれてしまったモールを崩す行為は禁じられており、モールの成立前にタックルで倒してラックにするか、タッチ
ラインに押し出すか、或いはこちらもバインドを固めて押し返すか(モールが2回停止するとレフリーの「ユーズイット」のコールで一旦
モールからボールを出さなければなりません。)の3択になりますが、対応が徹底できず後半の後半は水城高校に15分間ゲームを支配
されてしまいました。2ストップやコラプシング(故意にモールを崩す行為)の解釈などレフリングに「?」を感じた場面もありますが、レフリ
ングへの対応もゲームリーダーの役割のひとつです。
今回露呈した弱点は、当然次の試合で他のチームも突いてくることが予想されます。練習試合等で経験を重ねるとともに、個々の選手
(特にFW)のパワーアップが急務です。受身・弱気になりがちなゲームプランも見直さなければなりません。(例えばこちらも意識的にライン
アウトモールを仕掛けるなど強気の攻めが必要です。)
新人戦を終え、県内5位が確定し、試合内容はともかく想定内の結果を残すことができました。しかし、今年の目標である関東大会出場
のためには、4強の一角を崩さなければなりません。今日の試合を良い薬として、心身ともに逞しさを身に付けてくれることを期待しています。