Back         県総体のAブロック決勝は64−0で東洋大牛久高に快勝!!

  平成24年度県総体(兼)国体予選のAブロック準決勝が6月16日(土)水戸市サッカー・ラグビー場(通称:ツインフィールド)で行われ、
前半38−0、後半26−07、計64−0で東洋大牛久高に勝利し、Aブロック優勝を遂げました。

 朝からの雨が断続的に続き、ウォームアップから前半にかけては、本格的な雨となり、展開ラグビーを志向する日立一高にとっては嫌な
空模様となりましたが、そんな心配は杞憂に過ぎませんでした。

 前半開始早々は、なかなか攻撃するチャンスが掴めませんでしたが、牛久の攻撃を前に出る鋭いタックルで素早く潰しており、またスク
ラムやラインアウトなどのセットプレイが安定していることから、危なげない展開でした。
 7分、相手ゴール前ラインアウトからモールを組み、一気に押し込んで先制トライ、ゴールはポストに当たり不成功でしたが、5−0とリード
 9分、敵陣でのセンタースクラムから右オープンに展開、12番小室から14番今川に繋いでトライ、ゴールも成功して12−0
15分、ハーフウェイ付近の相手ボールラインアウトを奪い、左に展開、13番北村が強引に持ち込んで走りきりトライ、ゴール成功19−0
19分、相手ゴール前tラインアウトからまたもモールを押し込みトライ、ゴール不成功で24−0
22分、牛久がキック処理をもたつきラックとなったところをBKがターンオーバー、ピックアップしたボールを14番今川がサイドを突き、イン
    ゴールまで走りきってトライ、ゴール成功31−0
25分、敵陣ゴール前スクラムから右に展開、14番今川がタックルされたボールを12番小室が上手く拾ってトライ、ゴール成功38−0

 前半終了間際には雨が上がり、後半開始3分には、またも敵陣ゴール前ラインアウトモールを押し込みトライ、ゴール不成功で43−0
 しかし、ここからFWの集散が目に見えて鈍くなり、ブレイクダウンへの仕掛けも後れがちとなり、ゲームが停滞します。BKのタックルにも
前半の鋭さが見られず、牛久にロングゲインを許す場面も何度かありましたが、牛久の詰めの甘さにも救われ得点は許しません。逆に
10分、敵陣22mライン付近のラインアウトから、長い距離でしたがモールをコントロール良く押し込みトライ、ゴール成功50−0
19分、自陣での相手ボールラックからのこぼれ球を拾った15番大平が前進、14番今川に繋いで独走トライ、ゴール成功57−0
24分、自陣ゴール前ラインアウトから右オープンに展開、最後はまたも14番今川がトライ、ゴール成功64−0

※いつも反省するのですが、得点経過を追っていくと、どうしてもBKの名前ばかりが出てきます。ボールを獲得しているのはFWだし、この
試合でも10トライ中、4トライがモールをドライブしてのトライでしたが「FWがトライ」と記録せざるを得ません。・・・また、ときどきは名前や
プレイの経過が間違っていることもあるでしょうが、試合に一喜一憂しながらのメモに基づき記載していますので、御勘弁ください。 m(_ _)m

 春シーズンが終わりました。目標としていた「関東大会出場」は惜しくもなりませんでしたが、多辺田新監督の下、部員たちは怪我にも
負けず、大健闘したものと思います。
 目指すラグビーの方向は間違っていません。今日の試合でも明らかなように、セットプレイが安定すればゲームも安定します。FWには
一層の奮起とパワーアップを期待したいと思います。そしてBKには更なる切れ味とプレイの継続を、チーム全体としては60分間途切れる
ことのないディフェンスを、秋に向けて身に付けて欲しいと思います。
 選手、マネージャーの皆さん、お疲れ様でした。 応援してくださったOB・保護者など関係者の皆様、本当にありがとうございました。