Back          県総体のAブロック準決勝は38−7で勝田工高に勝利!!

  平成24年度県総体(兼)国体予選のAブロック準決勝が6月2日(土)卜伝の郷運動公園で行われ、前半19−0、後半19−7(手元の
メモでは20−7)、計38−7(同40−7)で勝田工高に勝利し、決勝戦に進出しました。(この大会は、関東大会出場の上位4校を除き、
A〜Cの3ブロックに分かれて、全後半25分ずつのランニングタイム(インジュリータイムなし)で実施されます。)

 数日前の天気予報では「雨」と心配されましたが、当日は快晴に恵まれ、気温も18℃前後と絶好のコンディションに恵まれる中、午前
10時30分過ぎにキックオフ
 風上の前半、開始早々のロングキックが相手FBの頭を越え、デッドゴールラインを超えて(タッチインゴールを割って?)しまい、蹴った
位置からのスクラムとなるなど、意図した戦術が功を奏さず10分過ぎまでは一進一退の展開。自陣で戦う時間が長く、嫌な雰囲気が漂い
ました。
 しかし12分、蹴り合いから相手FB(WTB?)がミスキック、それを拾った13番北村が先制トライ。ゴールキックはポストを直撃して入り
ませんでしたが、5−0と先制。
 21分には自陣ゴール前のラックをターンオーバー、右に展開し14番今川がインゴールまで走りきってトライ。12−0とリードを広げます。
 このままハーフタイムかと思われましたが、27分敵陣での相手ボールのノッコンを拾って右に展開12番小室が縦を突き、またも14番
今川がトライ、ゴールも成功して19−0で前半を折り返します。
 前半は、ターンオーバーこそ少ないものの随所にナイスタックルが見られ、相手のノッコンを誘っていました。後半に向けては、スクラム・
ラインアウトの安定と、ゲームの更なるテンポアップが求められるところです。

 後半に入っても、なかなか相手を圧倒できず一進一退の展開が続きますが、ワンチャンスを生かして、2分と18分に今川が連続トライし、
33−0と、まずはセーフティリード。
 23分には自陣ゴール前のスクラムを上手くコントロールされ、相手bWにトライを許しますが、終了間際の25分にはまたもナイスタックルで
相手のノッコンを誘い、連続攻撃から12番小室がトライし、試合を締めくくりました。

 全体から受ける印象としては、点差の割には圧倒感が少なく、ワンチャンスを生かした個人技によるトライが目立ち、継続プレイからのトライ
は後半最後のトライのみでした。しかし、低く強烈なタックルや相手のモール攻撃への対処には格段の進歩が見られました。後半からは負傷
欠場が続いていたbW後藤も復帰し、駒が揃ってきました。
 次の試合は6月16日(土)12:30〜 水戸市ツィンフィールドで、相手は水城高校を24−12で破った東洋大牛久高校です。かつての切れ
味こそないものの、同じタイプの展開ラグビーのチームで、過去の対戦では点の取り合いになる傾向がありました。
 これからの2週間でプレイの精度を更に高め、かつ地域と時間のマネジメントをもう一度意識し直して、引き締まったゲームを期待したいと
思います。