Back       全国大会県予選の第1戦は54−21で東洋大牛久に快勝!!

 平成23年度全国大会県予選の第1戦(2回戦)が、10月22日(土)11:40から堀原運動公園競技場で行われ、日立一高は 東洋大牛久
高校に前半26−7、後半28−14、計54−21で快勝しました。

 この試合、金澤事務局長からレポートと写真が届いていますので、ご紹介します。(※印はHP管理人の補足です。)

【戦評】
 終始ゲームを支配していましたが、ペナルティーからの速攻やターンオーバー、ミスからのカウンターでゲインを切られることが度々ありました。
 一高はラインアウトやモール・ラックに全員入ってしまう傾向があるため(真面目なのは結構ですが)、その後、バックスに展開したときやFWがサイドを
突いたときに単発になりがちです。(※オープンサイドの4人でボールを出すのがチームとしての約束事なのですが、なかなか1・2年生チームには難しい
判断です。むしろ躊躇してモール・ラックに入らないよりは、よっぽど明日につながるプレーです。経験を積めば自然と見極めができるようになるでしょう。)

 前に出られたときはいいのですが、少しでも相手のいいディフェンスに会うとターンオーバーをされてしまいます。(※近くにいるBKや、最初に到達する
FWの寄りを早くすることが今後の課題ですね。)

 ディフェンスは何回か相手のトライをゴールライン寸前で止めるなど、一人一人のディフェンスやカバーディフェンスの意識が高まってきているようです。
(※一般に「攻撃は最大の防御」と言いますが、ラグビーでは逆に最も効率的に相手ゴールに近づくことができるのが、勇気を持って前に出るディフェンス
です。)

 後半になってスクラムから山口のサイドアタックラック後藤がラックサイドを突いてのトライという「いい形」がありました。これは国体予選の秀英戦でも
トライを取ったパターンです。この攻撃はスピードがありラックのリズムも良く素晴らしい攻撃でした。(※そうです山口くん、もっともっと自信を持って果敢に
サイドを突いていきましょう!)

 秀英戦は今回より厳しい試合になるのは間違いありませんが、自分たちの形が出せれば勝てると思います。