Back           新人戦の準々決勝は常総学院に大健闘!!

 平成22年度茨城県高校新人大会の第1戦(準々決勝)は、雪のため試合時間が変更になるアクシデントがありましたが、全国

大会帰りの常総学院を相手に前半0−38、後半10−10、計10−48と大健闘しました。

 今回は、事務局が試合会場に行けませんでしたので、残念ながら現地レポートも写真もありませんが、多くの方から情報が寄せ

られましたので、要約して以下のとおり掲載します。

 なお、次の試合は5位決定戦、1月23日(日)10:30 vs  東洋大牛久(卜伝の郷運動公園)に決まりました。これまで以上の

ご声援をお願いいたします。
 

【試合概要】

前半:攻守ともによく前に出てプレッシャーをかけボールをつなぎましたが、やや動きが硬く、一瞬の隙やミスを突かれ、スピード

  と強さを兼ね備えた常総学院BKに走られ連続攻撃からインサイドブレイクされ、6トライを喫しました。

   ただし、セットプレー(スクラム、ラインアウト、キックオフ)が安定しており、また突破されても粘り強くタックルに行くなど、常総

  学院に臆することなく食らいついていきました。

後半:これまでは、前半は善戦しても後半は一気に突き放されることが多かったのですが、気持ちが前向きだったこともあり、また

  ハーフタイムで修正点を確認できたため、後半開始直後にはトライを許したものの、日立一高FWの運動量は落ちず、必死の

  タックルでプレッシャーをかけ続けたため、常総学院も前半のようにはゲインができません。

   とにかく“きっかけ”が欲しかったそのとき、FWが前に出てラックを連取しBKに展開、小気味の良い連続攻撃からCTB北村

  がトライ!一気にモチベーションが上がり、日立一高の動きが更に良くなりました。

   その後、再び連続攻撃からSO鈴木(圭)が抜け出してトライ!まさにイケイケ状態で、生徒はもとより応援に来ていた父母・

  OBも大いに盛り上がりました。 この時間帯のラグビーこそが、日頃から日立一高が目指しているスタイルでした。

   その後も一進一退の攻防が続きましたが、さすがに常総学院も終了間際に1トライを返したところでノーサイド。後半だけを

  見れば、10対10の互角の勝負、戦前の予想を覆す、達成感のある試合でした。

   生徒たちは自分たちのラグビーに迷いがあり、これまではなかなか結果を出せずにいましたが、この試合を経験したことで、

  大きな自信を得たのではないでしょうか。試合後の生徒たちは、やりきった「いい表情」をしていました。