Back       【速報】関東大会県予選の準々決勝は清真学園に5−90で大敗

 平成23年度関東大会県予選の準々決勝が5月4日(水)10:30から卜伝の郷運動公園で行われ、5−90と大敗を喫しました。
 (※この試合は、事務局が誰もグランドに行けなかったので、掲載文は監督等からの聞き取りによります。)

 前半は先制された後、すぐにラインアウトモールから敵陣ゴール前まで攻め込み、サイドアタックからFWがトライ。
 ここからしばらくは攻め込まれるゲーム展開となりましたが、ディフェンスでよく前に出て清真学園の攻撃を寸断しました。
 しかし、前半のウォーターブレイク(給水による中断)以降は、FWの密集サイドのディフェンスの甘さを突かれ、インサイドを何回も
ブレイクされ、外につながれてトライを重ねられます。
 先週の試合での反省点であるモールコントロールやラックでのスイープはある程度改善され、ラインアウトは引き続き安定して確保
できたたものの、いかんせんFWのインサイドでの攻防が後手に回り、終わってみれば5−90(前半5−49、後半0−41)と大差が
ついてしまいました。
 全般的にFW・BKともにプレイが淡白で、ワンプレイ後のリアクション・・・次への「仕掛け」が遅く、又は全くなく、そこに清真学園との
差が際立ってしまったようです。
 FBが腰痛のため欠場し、病み上がりかつ不慣れなFWの選手がWTBに入って穴埋めし、SOが後半肩を痛め最後は退場するなど
の状況下では、やむを得ない部分もありますが、次の試合に向けて勝ちに行くためには、FWの密集サイドのディフェンスと試合中の
「プレイ継続」「次への仕掛け」の意識付けを改めて図る必要があるでしょう。もちろん、運動量ももっと高めていかなければなりません。

 私たちOBが現役に苦言を呈するのは、期待の裏返しであり、その将来性・可能性に期待しているからこそです。もっと「いいラグビー」
ができるはず。もっともっと伸びるはず、と思えばこそです。8日の5位決定戦まで中3日、課題克服と怪我人の1日も早い回復を心から
願っています。