Back     平成22年度 菅平遠征合宿 (速報)!!

 恒例の菅平遠征合宿が、8月6日(金)〜10日(火)の4泊5日で実施されました。
 今年は好天に恵まれ、照沼、益子、吉野さんなど多数のOB、保護者、賛助会員の方々が指導・応援に
参加し、賑やかな、そして稔り多い合宿になりました。
 遠征に参加した金澤(新)事務局長から写真が、賛助会員の中野さんからレポート(観戦記)が、それぞれ
寄せられましたので、ご紹介します。

【カメラマン金澤の 「PHOTO 菅平」 】 ← ここをクリックしてください。


【中野さんの観戦記】 ※ボリューム等の都合で、一部を割愛・編集させていただいたことをご了承ください。

 
 今年の菅平は昨年と違って天気が安定していたので雨の心配をすることもなく1泊2日(7日(土)
〜8日(日))の一高ラグビー部菅平応援合宿を楽しんできました。
 以下、菅平合宿の様子を観戦記的に記してみました。
 1日目は午後から甲府工業、磯原高校、一高の三つ巴の練習試合を観戦。甲府工業との3年生の入った
試合は大型フォワードの圧力に押され気味で苦戦を強いられましたが善戦。今春の習志野駐屯地合宿での
同じ甲府工業との試合を見ているOB益子さんは、「一高は春に比べるとぜんぜん良くなっている」との
感想を述べられていました。
 ビックリしたのは主力メンバーの後に行われた1、2生同士の試合。一高は甲府工業を圧倒、特にBK
はスピードで相手を翻弄しFWも前に出るディフェンスで終始有利に展開していました。たかだか3〜4
ヶ月でこれだけ出来る今年の1年生のレベルの高さに驚きました。OB達も1、2年生の可能性に大いに
期待をしている様子でした。
 夜はいつもの「ロッジ松の実」の食堂で大宴会。尾又さんと益子さんの漫才の様なやりとりと、その横
から突っ込みを入れる照沼さんの話で大いに盛り上がりました。途中から橋本先生と照沼先生も合流し、
生徒の様子なども聞きながら楽しい宴会となりました。
 次の日の朝、何と!!茗渓学園出身、早稲田大学の辻新監督が一高の練習を指導しに来てくれました。
選手は勿論のこと父母も(賛助会員も)大興奮。2時間足らずの指導でしたがこの日の午後早稲田の学生
が菅平に上って来るので準備で超多忙の中をわざわざ一高の指導に来てくれた事に大感激でした。また、
この様な頼みが出来る益子さんの凄さとそれに答えてくれた辻新監督の心意気に感謝、感謝でした。
(偶然でビックリしたんですが)午後から私の郷里高知の高知中央高校を含め名門県立横須賀高校、日立
一高の三つ巴の練習試合がありました。高知中央高校は元日本代表の大八木さんが3〜4年前からGMを
勤めていて最近ラグビーに非常に力を入れている学校で花園の常連だった土佐塾高校を破って2年前から
花園出場をしています。ラグビーではレベルが低い高知代表とは言え、一応花園出場チームなので一高が
どこまで出来るか興味深々だったのですが、さすがにそう甘くはありませんでした。(点数はよく数えて
ないので正確ではありません)何度も相手ゴール前に迫りましたがトライがとり切れず善戦はしましたが
結果はトライ数6〜7本対1本で負けました。
 そのあと、横須賀高校と試合。この横須賀高校は神奈川県の公立高校ではNo.1の実力を誇ります。
(と言っても私立の桐蔭学園などとはかなりの実力差がある様ですが・・・) また、勉強でも数年前に
ノーベル賞を受賞された小柴博士や小泉元首相を輩出した進学校で、日立一高と似たような境遇です。
 試合は、熱心な照沼さんや吉野さん達の指導に生徒達がよく応え、一進一退の見応えのある試合となり
ました。ハーフタイムでは照沼さんから、「日立一高のプライドを持って勝ちにこだわれ!!」との熱い
指示が出ました。激しい試合と暑さで脚がつる人や負傷者が続出し、怪我で出られない人を除いて1、2、
3年生全員が出場。ここでも1年生の頑張りが目立ちました。 結果は惜しくも2点差(1ゴール差)で
負けましたが見ていて手に汗握る好ゲームでした。
 その後、高知中央と横須賀の試合を途中まで見て帰路に着きました。
 帰りは一年生の今川くんのお父さん(一高OBで現役時代はSHで花園出場)が同乗していたので車中
ラグビー談義に花が咲きました。

 今回の合宿では受験との両立を目指す3年生も勿論頑張っていましたが1、2年生の頑張りと可能性が
大きく目だっていました。