Back     全国大会県予選は準々決勝で茗渓学園に敗れる。

 10月31日(土) 平成21年度全国大会県予選の準々決勝が行われ、日立一高は前半0−45、
後半5−35、計5−80で茗渓学園に敗れました。
 点差こそ開きましたが、茗渓学園に対してセットからの一次攻撃を完璧に封じ込め、前・後半とも
に15分過ぎまでは一進一退の攻防が続きました。
 しかし、この日も、今年春からの課題となっていた@キックチェイスのツメの甘さとカバーディフェンス
の薄さ、A練習でやっていない場当たり的な思いつきのプレイ、BFWのモール・ラックでの不用意な
反則、C前後半を通して走りきることのできないスタミナの欠如等は克服できておらず、攻め込んでも
カウンターアタックでトライを奪われる展開が続き、時間の経過とともに点差は一方的に開いていき
ました。
 そのような中でも、後半16分の唯一のトライは、FWが真っ向勝負を挑んで、サイドアタックの連続
から奪ったトライであり、来期以降に希望をつなぐものとして評価できるでしょう。

 試合後、3年生には部活動を全うした達成感の笑顔と、感動の涙がありました。そして、2年生の
何人かには悔しさの涙が見られました。今のこの気持ちを明日からのリスタートに生かし、継続し、
それぞれの目標に向かって、果敢にチャレンジして欲しいと思います。

 最後に、今年は9人の3年生が最終戦まで活動を継続してくれました。彼らの勇気と決断と努力に
敬意を表するとともに、新しい日立一高の伝統に結びついてくれることを願って止みません。

 3年生のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、ナイスゲームをありがとう!!