Back    県総体の第1戦は47−10で水城高に勝ちました。

  6月15日(日)10:00 鹿嶋市にある「卜伝の郷運動公園」で、県総体(兼)国体予選の第1戦が行われ、日立
 一高は水城高に、前半19−10、後半28−0、計47−10で勝ちました。
  梅雨の晴れ間の好天に恵まれ、気温も高すぎず、上々のコンディションの中、試合は始まりましたが、開始早々
 から水城高の気迫に押され気味、ペナルティからの速攻で先制トライを奪われ0−5、BKが1トライを返した後も
 キック処理のまずさからトライを奪われ、7−10とリードを許するなど、なかなかペースをつかめません。
  メンバーひとり一人の、そして指導者の心の中にも、慢心・油断⇒楽をして勝とうという意識があったのではない
 でしょうか?スクラムではプレッシャーをかけられ続け、キック処理にも他人任せの姿勢が目立ちました。
  しかし、悪いことばかりではありません。この試合の課題として臨んだラックサイドのディフェンスや、BKのタックル
 を受けた後の踏ん張り・サポートなどには成長の跡が見られ、試合が大きく崩れることはありませんでした。
  BKの個人技で12−10と逆転した後は、前半終了間際にFWの頑張りでトライを奪うなど、徐々にペースをつか
 み、終わってみれば後半は完封で、47−10と、水城高を一蹴することができました。
  来週(6月22日)のつくば秀英戦に向けて、課題が浮き彫りになりましたが、課題が明確になったことによって、
 対応策も具体的に見えてきました。
  これからの1週間でキチンと課題を克服し、ベストのパフォーマンスを披露してくれることを期待しています。


【撮影:金澤 勉】

 (2008.6.17
 茨城新聞掲載記事)