Back     新人戦の第1戦(2回戦)は14−45で東洋大牛久に敗れる

 1月9日(月・祝)堀原運動公園において平成28年度新人戦の第1戦(2回戦)が行われ、日立一高・下館二高・下館工業の合同Aチーム
は、前半14−19、後半0−26、計14−45で東洋大牛久高に敗れました。
 先発メンバーは、日立一高が10人(背番号順に、5綿引、6加藤、7横須賀、8松藤、9尾又、10井町、12菊池、13田口、14田所
15笹森)+下館二高が3人、下館工業が2人で、計15人(うち、後半25分と28分に各2人が交替)

 14:15、昨夜からの雨も朝のうちに上がり、やや湿ったグランドではありますが、さほど寒くはない中、合同Aのキックオフで試合開始。
 開始5分、敵陣ゴール前で得たペナルティからFWが突っ込み、ラックサイドを突いた左プロップ1番がほぼ中央に先制トライ、ゴール成功
し(7−0)と幸先の良いスタートを切ります。
 その後も合同Aのペースで試合は進みましたが、セットプレイ(スクラム・ラインアウト)に安定を欠くため生きたボールが出ないのでリズム
に乗れず、反対に11分にはラインアウトでの不用意なタップから自陣ゴール前に攻め込まれ、地域挽回のため蹴ったボールをカウンターアタック
され、最後は相手FBにトライを喫します。ゴール不成功(7−5)
 その後も一進一退の攻防が続きますが、敵陣に攻め込むと肝心なところで反則をとられてチャンスを逸したり、一人ひとりは勇敢にタックルに
入っているのですが、東洋大牛久のbR,4,13,15など強いランナーを止めきれず、しばしばゲインを許してしまいます。キックチェイス後
のタックルの甘さも気になるところです。
 22分には自陣ゴール前で相手FWに執拗に密集付近を攻撃され「粘り負け」の形でトライを奪われ(7−12)と逆転されます。
 しかし、28分にはハーフウェイ付近のスクラムからSHを絡めたループプレイで敵の陣形を乱し、大外にFB笹森が走りこんでゴールまで
独走、その後のゴールも笹森が決めて(14−12)と逆転。このまま前半終了かと思われた矢先に、ラストワンプレイでまたも相手FWにイン
ゴールにねじ込まれ(14−19)となったところでハーフタイム(・・・リードしたまま前半を終えたかった。)
 形成挽回を期する後半も、キックオフ直後にノッコン。嫌なムードが漂う中、開始2分には相手TBに左右に展開されトライ(14−24)と
点差が開きます。その直後に相手ゴール前まで攻め込みますが、FWの突進が単発になってしまいモールからボールが出ずチャンスを潰します。
 この頃から、ディフェンスで前に出る足が止まり、プレッシャーがかからなくなり、ゲインラインを切られそうになるので2〜3人がかりで
タックルして止めると外のディフェンスがいなくなる、という悪循環にハマってしまい17分,21分,25分,28分と4連続でトライを奪われ
終わってみれば(14−45)の大差がついてしまいました。

 新人戦はこれで終わってしまいました。しかし、部員たちは精一杯頑張ったことと思います。東洋大牛久は、FW・BKのバランスのとれた
良いチームでした。序盤は合同Aの弱点であるFW周辺での戦いを仕掛け、こちらの足が止まったところで大きく展開するゲームプランも適切
だったと思います。これに対抗するためには、1対1で相手を上回れる「強さ」を身につけることが必要です。
 これから春の関東大会予選に向けては、個々のスキルとフィジカルな強さを高めていくこと、そしてなんと言っても部員数の確保が課題です。
 部員や先生方だけでなく、OB等関係者の総力を挙げて、一人でも多くの入部者を確保しましょう。
 寒い中、多数応援に来てくださった保護者・OB等関係者の皆様方、ありがとうございました。これからも、日立一高ラグビー部をよろしく
お願いいたします。

※今回も、父母の小川さんから写真を提供していただきました。小川さん、いつもありがとうございます。