Back         全国大会県予選の初戦は29−0で磯原郷英高に勝利!!

  平成27年10月17日(土)11:47 平成27年度 第95回全国高校ラグビー大会茨城県予選の2回戦が堀原運動公園競技場で行われ、
日立一高は前半17−0、後半12−0、計29−0で磯原郷英高校に勝ちました。
 朝からの雨も上がり、微風でまずまずのグランドコンディション。3年生にとっては最後の大会でもあり、試合前から緊張感が漂います。
 前半は、やや風上となる磯原のキックオフで始まりましたが、初っ端からブラインドサイドを狙う奇襲作戦。ペナルティからラインアウトを選択
して攻め込まれ、その後10分間は自陣を出られない苦しい展開となりました。
 それでも11分にはハーフウェイ付近のラインアウトを押し込んでからSH小宮が絶妙のボックスキック、追走したフランカー藤井が拾ってイン
ゴールに飛び込み先制トライ。ゴールは失敗したものの(5−0)とリードしました。
 続く17分にはラックの連取から左に展開、この試合から復帰したWTB大谷が冷静に対面をズラしてトライ。(10−0)とリードを広げます。
 前半終了間際の31分にもラックの連取から左に振ってフッカー藤沢?がトライ。ゴールも成功して前半終了(17−0)

 良い流れを作って前半を終え、後半はエンジン全開!が期待されましたが、磯原の気迫のこもったディフェンスに何度もゴール前には迫りながら
トライを奪うことができません。お互いに攻め込んでからのハンドリングミスや反則でリズムが掴めず、攻守ともチグハグなまま無得点が続きます。
 後半はボールを出すタイミングが単調なので、相手ディフェンスが躊躇せずに前に出てくるためBKがまともにプレッシャーを受けており、もう
少しFWでサイドを突いてみるなり、体力的にキツいところでしょうが、ひと工夫欲しいところです。

 19分、敵陣ゴール前のラックからブラインドWTBの大谷がライン参加して左中間にトライ。ゴールも成功し(24−0)と試合が動き始めます。
 後半はケガによりゲームが寸断されることが多く、インジュアリータイムに入った35分、懸命に反撃する磯原のミスに乗じて敵陣ゴール前に攻め
込み、タッチキックでタイムアップの選択肢もある中、あくまでもトライにこだわり攻め続け、最後はラックからロック岡野が飛び込み磯原にトドメ
を刺すトライ。(29−0)となったところでノーサイドの笛が鳴りました。

 部員数の減少で、ディフェンスのついたプレッシャーの下での練習ができず、試合数をこなすことにより勝負勘を養うこともままならない現状の中、
部員たちは懸命に頑張っています。
 次は、いよいよ準々決勝 vs つくば秀英戦です。5月の関東大会県予選では14−31で惜敗していますが、互角に戦える局面も数多くありました。
 今後の1週間で良い準備をして、ぜひ一泡吹かせて欲しいと思います。
 OB、現役、父母、関係者が一体になって盛り上げて行きましょう!!

  
  
  
  
  
※上の写真は、父母(兼)OBの志賀さんからいただきました。

 
※とりあえず、尾又彰彦さんのFacebookから写真をいただきました。他にも撮影した方がいましたら、ぜひご提供ください。


この新聞記事は、小川浩道さん(父母)からご提供いただきました。この試合、大谷くんはWTBでしたが・・・
残る課題はスクラムの安定だけですね。・・・相手との間合いが大切です。

   
   
※上は、日立一高と磯原郷英の「FB対決」の連続写真です。