Back      新人戦の第3戦(5位決定戦)は水戸一高に20−36で敗れる。

 1月27日(日)午前11時40分から、卜伝の郷運動公園で新人戦の5位決定戦が行われ、日立一高は水戸一高に、前半5−19、
後半15−17、計20−36で敗れました。
 記録を遡ると、公式戦で水戸一高に敗れたのは、平成19年(18年度)1月の新人戦で7−17で敗れて以来、6年ぶりになります。
 応援に行った金澤事務局長から、観戦記と写真が寄せられているので、御紹介します。

【観戦記】
 前半キックオフ直後からゴール前まで何度も攻め込むもチャンスを活かせず得点ができません。
 逆に前半9分、自陣ゴール前でペナルティを犯し水戸一FWのサインプレーから先制を許します。(0−5)
 前半21分、キックを相手バックスに拾われカウンターからトライされます。(0−12)
 前半24分、この日やっとボールがつながりバックスがトライ。(5−12)
 ここから波に乗るかと思いきや、前半終了間際水戸一バックスに走り切られトライ。(5−19)

 後半5分、またもや水戸一バックスにつながれトライ(5−24)
 後半10分、連続攻撃から橋場がトライ(10−24)
 後半14分、芳賀がトライ(15−24)
 後半20分、相手ゴール前ラインアウトからモールでトライ(20−24)
 後半25分、水戸一スクラムからバックスのサインプレーでトライ(20−31)

 後半30分、持ち込んだボールをターンオーバーされトライ(20−36)

 前半は6〜7割でボールを支配し、相手陣での時間が多いものの、ここぞのところでミスが目立ち得点ができませんでした。
 それに対し、水戸一は少ないチャンスを物にしてトライを取りました。

 水戸一FWは体格はうちとほぼ同じですが、必ず2〜3人がまとまって動き、ブレイクダウンも激しく再三日立一ボールを
ターンオーバーしていました。
 後半やっと動きが良くなった日立一が息を吹き返し逆転するかと思いましたが、やはりチャンスでミスが出て勝利をおさめる
ことはできませんでした。


 ・ テンポを早めるところで早められない。(ダウンボールが良くない、寄りが遅い)
   いつも同じテンポの攻撃だからディフェンスがしやすい。
 ・ ボールをもらうときにスピードが無い。
   いい位置でもらうがスピードが無いからつかまる→ターンオーバー→失トライ

 ・ プレーが軽い。
   ボールを雑に扱う場面が多かった。特にバックスが安易なパスを放り過ぎ。

 水戸一はバックスの攻撃だけ見ても緩急をつけていた。日立一はそれに惑わされてディフェンスが後手に回った。
 2年生が宿泊学習明けということと、水戸一は昨年の総体後に新チームとなっていることで完成度が高かったことが敗因として
考えられますが、いずれにしても今日は全体に覇気が無かった気がします。

 常総、水戸一と連敗して自分たちの足りないところが分かったはずです。個々がそれを認識しレベルアップして欲しいものです。