Back          県総体(兼)国体予選の第1戦は31−0で水戸一高に勝利!!

  6月2日(日)午前10時30分、堀原運動公園ラグビー場で、平成25年度県総体(兼)国体予選の第3グループ1回戦が行われ、日立一高
は前半21−0、後半10−0、計31−0で、関東大会県予選に続いて、水戸一高を一蹴しました。

 開始早々の4分、敵陣ゴール前のラックからSHの小宮がサイドを突いて中央に先制トライ。ゴールも決まって7−0と幸先の良いスタート!
 続く12分には、ハーフウェイ付近から左プロップの谷が独走してこれもほぼ中央にトライ。ゴールも決まって14−0とリードを広げます。
 しかし、その後はオフサイドを承知で飛び出してくる水戸一高の激しいディフェンスに対し、日立一高の攻撃が単調になり、点差を広げること
ができません。
 ようやく前半の終了間際に敵陣ゴール前のラインアウトを押し込んでトライ。難しい位置からのゴールも成功し、21−0としてハーフタイム。 

 後半も、一進一退の攻防が続き、12分にラックの連取からCTB芳賀が右中間に走りこみ26−0とリードを広げましたが、突き放すことが
できません。逆に、密集サイドのディフェンスや、ラインディフェンスが受けに回ってしまい、自陣に攻め込まれることもありましたが、22m内
への侵入は許さず、試合終了間際の24分、ラックから縦・縦・とつなぎ、最後は右プロップ橋場がトライ。31−0としノーサイドとなりました。

 FWは、接点(ブレイクダウン)に人数をかけるところと、かけないところの見極めが甘く、またサイドを突く際も単独でサポートがいないため、
マイボールであっても、SHがプレッシャーを受ける場面が多く見られました。
 BKも前半、風上の優位差を活かせず、TBラインも単調になりがちで、意図的な攻撃ではゲインラインを切ることができず、不用意なパス
からインターセプトされるなど、反省点の多い試合となりました。(エリアマネジメントの意識が必要と思われます。)
 そのような中でも、無失点に抑えたことは評価すべきであり、個々のプレーヤーの縦に突破する力も、ここ数か月で大きく伸びてきています。

 再来週は、常総学院に17−19と惜敗した勝田工高との一戦です。ディフェンスの意識をもう一段高めて突き刺さり、相手より一歩でも二歩
でも先にポイントに集まれるよう走力を高め、日立一高らしいスピードとキレのあるラグビーを見せて欲しいと思います。

   ※今回の試合は、写真を撮影することができませんでした。どなたか、ゲーム中の写真を撮った方がいましたら、ぜひご提供ください。