Back           新人戦の第2戦は7−106で茗渓学園に完敗!!

 平成23年度茨城県高校新人大会の第2戦・準々決勝は、茗渓学園に前半0−52、後半7−54、計7−106で完敗しました。

 公式戦で茗渓学園と対戦するのは、平成22年10月の全国大会県予選以来、1年3か月振りになります。そのときも5−85の

完敗でしたが、全後半とも中盤までは一進一退の攻防が続き、やり切った、達成感のある試合内容でした。

 しかし、残念ながら今日の試合は、試合開始直後から精神面で受けに回っており、後半の後半こそ良いプレーも見られましたが、

シード校とのメンタルの差、戦況を見る目やプレイの習熟度の違いを感じさせられる試合となりました。

 前半の前半、4本続けてキックミスまたはキックチェイスの不備からトライを奪われ、その後もセットからの一次攻撃には対処でき

ても、フェイズを重ねるとディフェンスに穴があきロングゲインを喫するなど、日々の練習での取り組みが形になっていません。

 ブレイクダウンでターンオーバーを狙って人数をかけながら取りきれず、ラックサイドがガラ空きになるなどの状況判断の誤りや、

CTBクロスでタイミングが合わずインターセプトされるなどの自滅型のミスは、日頃の練習中に「指示の声」が出せていないことにも

一因があります。それにしても、この試合はエンジンがかかるのが遅すぎました。

 幸い、大きな怪我人は出ませんでした。また、後半の終了間際に奪ったトライは、厳しいタックルの連続から相手のペナルティを誘い、

FW・BK一体となって相手ディフェンスをこじ開けて奪ったもので、相手のミスによる偶発的なトライではなく、ディフェンスからリズムを

作る理想的なトライであり、次につながるトライだったといえるでしょう。

 この大会は、22日(日)つくば国際大東風、29日(日)水城×東洋大牛久の勝者と、あと2試合経験を積むことができます。

 もう一度、メンタルな部分からチームを組み立て直し、大きく成長してくれることを期待しています。