Back            9月11日(日) の練習試合の結果について

  9月11日(日)に、堀原運動公園で7月に続いて県ラグビー協会主催のレフリー講習会が開催され、レフリーの練習台?として高校生の
練習試合が実施されました。(3チームを相手に25分ずつの3ラウンド)
 菅平遠征以来、約1か月振りの試合となり、また昨日・一昨日と開催された「白亜祭(日立一高文化祭)」明けということからも体調は万全
ではなく、真夏が戻ってきたような炎天下での試合となったこともあって、必ずしも合格点を付けられる内容ではありませんでした。
 幸い、全国大会予選まではまだ1か月以上あります。今後の練習や合宿で今日のゲームで浮き彫りになった課題にキチンと対応し、克服
して、チーム力の一層の向上を図って欲しいと思います。

【1試合目】 v.s. 平工業高校 (・・・平工業とは、9月25日(日)にも試合が予定されています。)
 近年、福島県内では安定して上位を占める実力校です。bWとSOに突破力があり、福島県(東北)勢特有のしつこくしつこく密集サイドを
突いてくるチームです。カバーディフェンスもしっかりしています。
 前半2分 中央付近のラックをターンオーバーされ、ラックを連取されラインディフェンスが手薄になったところをSOに横流れに走られ、
タックルミスもありそのままトライを許します。ゴール不成功で 0−5
 10分 敵陣10mラインと22mラインの間付近のスクラムから左オープンに展開、FBライン参加しWTBトライ。ゴール成功で 7−5
 あっさりトライを返しましたが、まだペースはつかめません。14分 自陣22mライン付近のラックからbWに持ち込まれトライ。ゴール
不成功で 7−10 これも、ただ単に横流れされただけなのにディフェンスが付いていけず喫したトライです。それ以前にFWのラックサイド
のディフェンスがまったく機能していないのが気になります。
 ウォーターブレイク(暑さ対策のための給水)の後、ようやく息を吹き返したか、敵陣ラインアウトから右に展開ラックから出たボールを
ディフェンスラインの裏にキック、やや長すぎたかと思いましたがバウンドが良く、BKが押さえてトライ。ゴール不成功で 12−10
 25分 自陣ゴール前で執拗にラックサイドを攻撃され、逆転のトライを奪われたところでタイムオーバー。 12−17と敗れました。
 この試合で自陣に攻め込まれた原因は、ほとんどがハンドリングミスやキックチャージなどのイージーミスです。(やはり常に敵陣で試合を
やらなくては!) 次のラウンドまでの30分間に、ラックサイドのディフェンスと合わせて修正が必要です。

【2試合目】 v.s. 磯原郷英高校
 1試合目の反省を胸に、磯原との試合に臨みます。
 相変わらずFWの動きはピリッとしませんが、6分、13分と、セットプレーからTBラインが前に出て連続トライ。 12−0とリードします。
 その後、ダイレクトタッチやパスミスなどで地域を戻され、自陣ゴール前のラインアウトやその後のラックはよくしのぎましたが、集中力が
続かず、ゴール前でのイーブンボールのこぼれ球を拾われてトライを喫します。 12−5
 最後は敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込んでトライを奪い、17−5で試合を終えましたが、依然として前に出るディフェンス
が見られず、ミスキック等も多く、ストレスの残る試合となりました。
 
【3試合目】 v.s. 勝田工業高校
 3試合目は、両チームとも1年生主体でメンバーを編成し、来年以降の県内勢力を占う試合となりました。
 1年生を10人以上出している勝田工業に対し、部員数の都合もあり日立一高は主力の2年生も出ていることから、勝敗よりも内容を重視
すべき試合です。
 やはり、試合経験の少ない1年生はドリブルオフサイドやノッコンオフサイドなどイージーな反則もあり、なかなかゲームがまとまりません。
 それに釣られたのか2年生のプレーもどこかチグハクで余裕がなく、開始10分間は両チームともノートライでした。
 11分、16分、17分、20分と4トライを奪い、26−0とリードしましたが、練習どおりにフェイズを重ねてTBでトライが取れたのは2本だけ
あとは「結果オーライ」的なトライでしかなく、終了間際にはAチームと同様にラックサイドのディフェンスの甘さを突かれ、FWにトライを奪われ
26−7 でノーサイド。
 

※今日の収穫は、新たな怪我人が出なかったこと、そして現時点でのチームとしての課題が明らかになったことです。
 部員の皆さん、結果が出ないからといって下を向く必要はありません。胸を張って、しっかり前を見て、目標に向かって一歩一歩前進してください。