Back         県総体のAブロック決勝戦は14−33でつくば秀英高に惜敗!!

  平成23年度県総体(兼)国体予選のAブロック決勝戦第1戦が、6月14日(火)鹿嶋市卜伝の郷運動公園で行われました。
 この大会は、県内上位3チームが関東大会出場のため欠場、このAブロック決勝の勝者が、県内4位の座を獲得することになります。
  本日は平日につき、現地の金澤(OB会事務局長)からの携帯によるレポートに基づき、速報をお伝えします。

 やや日差しが強いものの、勝田工高との試合のときほど湿度は高くなく、絶好のコンディションのもと、正午にキックオフとなりました。
 前半開始から日立一高のディフェンスが光ります。FWはブレイクダウンで激しく鋭く戦い、モール・ラックサイドのディフェンスも素晴らしく、
秀英FWに仕事をさせません。BKは早い出足でプレッシャーをかけ続け、相手BKのハンドリングミスを誘発していました。
 互角の攻防が続いた前半16分、秀英ボールのスクラムからBKのサインプレーでトライを奪われてしまいます。ゴールも決まり、0−7と
先制されます。
 前半21分、秀英陣深くまで攻め込みますが、ターンオーバーからカウンターを喰らい、またもやトライとなります。ゴール成功 0−14
 前半24分、敵陣で秀英が反則を犯します。タッチキックで敵陣ゴール前5メートルからのラインアウトとなります。ここからモールで攻め
たいところでしたが、相手にうまく引き倒されます。しかしここはマイボールをキープし続け、SO鈴木がブラインドを突き、FL栗原にパス、
栗原はディフェンスを振り切ってトライ。ゴールも決まって7−14となったところで前半終了です。
 前半は、自分たちのミスからリードを許しましたが、FWは互角に渡り合い、BKのスピードは上回っているため、風上になる後半に期待
の持てる内容でした。

 後半3分、キックオフのボールを相手に奪われモールで自陣ゴール前まで一気に攻め込まれます。ゴールライン直前で必死のディフェンス
をしますが相手FWに押し切られトライを許します。ゴール成功 7−21
 このあたりから日立一高FWの運動量が若干落ちてきて、FW戦で後手に回ります。後半8分、FW戦にこだわり始めた秀英のモールに
またもやトライを奪われます。ゴール成功 7−28
 ここからズルズルいってしまうかと思いましたが、後半13分、マイボールラインアウトからピールオフが決まり、bW山口が素晴らしいラン
で秀英ゴールに飛び込みます。ゴールも決まり、14−28
 一気に追い上げムードになり、ここから再三敵陣に攻め込みます。いい位置でマイボールスクラムとなり、BKのサインプレーからトライを
狙いますが、キャッチミスしたボールがスポッと相手FBに渡ってしまい、そのままインゴールまで走りきられてしまいました。ゴール失敗で
14−33。これで万事休す。その後も何度かいいところまで行くのですが、ミスなどもあり、このままノーサイドとなります。

 相手に献上したトライは、自らのミスが原因のものが多く、点差ほどの力の差は感じませんでした。しかし、その小さな差こそがシード校との
差なのでしょう。この差を埋め、追い越すためには個人として、チームとして更なる努力が必要です。
 この大会では、実力が互角の勝田工高と、格上の秀英に挑むチャンスが与えられ、いずれも接戦で勝ちと負けを経験しました。このような
ゲームを経験することによって、チームは成長していくのだと思います。しばらく公式戦はありませんが、今日の敗戦を糧として、部員の皆さん
には、いかに夏を過ごすかを考えてもらいたいと思います。

・・・以上、現地レポートは金澤でした。お疲れ様でした。