Back       県総体のBブロック決勝は0−24で勝田工高に完敗

 6月20日(日)12:30〜卜伝の郷運動公園で、平成22年度度県総体(兼)国体予選のBブロック決勝戦
が行われ、日立一高は、前半0−12、後半0−12、計0−24で勝田工高に敗れました。
 今日の卜伝の郷は、曇りで風が強いものの、湿度・気温ともに高く、消耗の激しい試合となりました。
 前半開始1分、自陣での敵ボールのモールでFWが密集に張り付いた隙を突かれ、SHとWTBにガラ空き
のブラインドに走り込まれ、一瞬のうちに先制トライを許します。(0−5)
 その後は、激しいタックルで追加点を許さず、このまま前半を乗り切れるかと思いましたが、22分に自陣で
ラックを連取され、ゴール前ペナルティからFWに飛び込まれてトライ、(0−12)で前半を折り返します。
 後半は、開始後15分近くを敵陣で攻め続けましたが、肝心な場面でTBのハンドリングミスやラインアウト
でのミススローなどがあり、得点できません。こうして攻めあぐねているうちに、レフリーの笛に対応しきれず
に繰り返すペナルティなどでリズムを崩し、17分、25分にトライを奪われ、(0−24)と完敗を喫しました。
 2月の新人戦では(7−10)と接戦でしたが、その後5月間に見事に地力をつけた勝田工高を称賛したい
と思います。そして、体格で上回る相手の縦突進に臆せず戦った日立一高のフィフティーン、まずは「お疲れ
様」でした。
 しかし、試合結果は真摯に捉えなければいけません。FWのスクラムや密集での頑張りや、セットからの
BKのハードタックルには進歩の跡がみられましたが、これだけ初歩的なミスやペナルティ(感覚的には相手
の3倍〜5倍)を重ねてしまっては、試合になりません。もちろん個々のフィジカルな強さも不足しています。
 進学校としての悩みや体格差など、克服すべき課題は山積していますが、秋シーズンに向けて、現役は
もちろん、指導者側もこの結果を受け止め、新たな挑戦をしていきたいと思います。