Back         県総体の1回戦は32−12で下妻一高に勝利!!

 6月13日(日)11:10〜卜伝の郷運動公園で、平成22年度度県総体(兼)国体予選の1回戦が行われ、
日立一高は、前半17−7、後半15−5、計32−12で下妻一高を破りました。
 今日の卜伝の郷は、晴天でやや南風が強く、体感気温は27〜28℃。こまめな水分補給が必要です。
 前半は、いつものように「入り」が悪く、また相手のスローペースに合わせてしまったこともあり、ゲームの
テンポが全然上がりません。
 それでも、FWがスクラム・ラインアウトでプレッシャーをかけ、12分には敵陣ゴール前スクラムからbW
山口がサイドを突きトライ!ゴール成功かと思われましたがノーゴールで(5−0)と先制 
 20分にもゴール前スクラムからSHが持ち出し、フォローした7番岡がトライ!ゴールも成功し(12−0)と
リードを広げます。
 しかし、今日はバックロー・TBともにディフェンスがまったく前に出られず、相手TBにプレッシャーをかけ
られません。従って、何度も単純なクロスダミーで相手SOにロングゲインを許してしまい、27分には敵陣
スクラムから左に展開され、ディフェンスのギャップを突かれて相手CTBが独走、中央にトライを許し(12
−7)となりました。
 前半終了間際には、敵陣ゴール前ラインアウトを押してコラプシングの反則を誘い、PからGOでFWが
トライを奪い、なんとか(17−7)としてハーフタイム
 後半開始1分には、センタースクラムからTBが左に展開、FB小野からリターンをもらった11番反町が
コーナーへ飛び込みトライ(22−7)とリードを広げ、その後も、7分にFWが、23分にBKがトライを重ね
(32−7)とセーフティリードを奪います。
 しかし、25分にはマイボールスクラムからフッキングミスでボールを奪われ、左オープンに展開されて
コーナーに飛び込まれ(32−12)そのままノーサイド。またも不完全燃焼のままゲーム終了となりました。
 下妻一高とは、5月の関東大会県予選の2回戦でも対戦しており、そのときは31−12だったので、1点
だけ点差が開いたことになりますが、内容的には・・・
 もちろん、部員は一所懸命に頑張っています。しかし、やみくもに頑張るだけでは結果はついてきません。
試合の中で、あるいは日ごろの練習の中で、自分たちのチームを自分たちがマネジメントしていく、言葉を
換えれば自らの意識と判断に基づき、自分たちでチームを、直面するゲームを組み立てて作っていく、今の
日立一高にはそんな姿勢と雰囲気と「プライド」が欠如しているように感じます。
 20日(日)の勝田工高戦に向けて、もう一度、部員一人ひとりが「勝つために何をすべきか?」について、
深く掘り下げて考えて欲しいと思います。