Back      関東大会県予選の5位決定戦は合同Cに勝利!!

        ( 残念!!今回はカメラマン不在のため、写真を掲示できませんでした。m(_ _)m )

 5月9日(日)水戸農高Gで関東大会県予選の5位決定戦が行われ、日立一高は、前半24−26、後半19−0の、
計43−26で、合同C(土浦一、つくば国際、牛久、東洋大牛久)チームを破りました。
 合同チームとは言え、東洋大牛久高を中心としたメンバーは、2回戦では水城高校を33−0で破っており、侮り
がたい相手です。ここは、単独出場校としてのプライドに賭けても、落とすわけにはいかない一戦となりました。
 前半キックオフ直後、FWがラックを連取してBKに展開、FBが相手ゴール前に迫り、FWのサイド攻撃でトライ、
ゴールも決まって珍しく?幸先のよいスタートを切りました。(7−0)
 その後も、キックオフディフェンスには難があるものの、7分・10分とFW・BKがトライを連取し、前半の前半で
(17−0)と点差が開き、勝負あったかと思われた矢先、ここからリズムを崩します。ミスキック、キックオフでのノッコン
密集でのオフサイドや不用意なハンドの反則など、毎度の自滅パターンが出てしまい、16分に相手FWにトライを許し
ます。(17−5) その後CTBがトライを奪い(24−5)としますが、ここから27分・29分・33分と3連続トライを喫し、
前半終了時には(24−26)と逆転されてしまいました。特に33分のトライは既にロスタイムに入っているため、冷静に
判断してタッチキック等でプレイを中断すればハーフタイムとなるところを、無理にプレイを継続して逆襲されたもの
でした。
 ハーフタイムでベンチに戻ってくる選手たちは意気消沈した様子。しかし選手たちは監督・OBからの指示・激励を
受け、約5分間の中で気持ちを切り替えて、後半はよりシンプルなラグビーに徹しました。
 後半4分、敵陣22mライン付近のラインアウトを一気に押し込みトライ、まずは逆転(29−26)です。その後も前半
影を潜めていたキックで敵陣に攻め込んではFWがラッシュをかけて14分・21分とトライを重ね(43−26)、後半は
ほとんどを敵陣で戦う安定したゲーム内容となりました。
 前半と後半の違いは何か・・・キックオフやラインアウトでのミスがなかったこと、キックを有効に使い常に敵陣で戦っ
たこと、常に攻撃を仕掛け・継続したことによりディフェンスの時間が短かったこと、相手方が合同チームゆえに後半を
走りきる体力がなかったこと、等々が挙げられますが、自分たちのペースで、これまで練習してきたプレイに徹したこと
が、一番大きかったのではないでしょうか。
 この関東大会予選では、4試合を戦って5位入賞と、当初の目標を達成することができました。
 正直なところ、上位4チームとの地力の差は小さくありませんが、今後の「伸びしろ」は我がチームが一番大きいはず
です。現状に満足することなく、まずは勝田工業に新人戦でのリベンジを果たして県立高校1位の座を奪回するとともに
私立4高の一角を崩すべく、今後一層の努力と精進を期待します。(私たちOBも全力で支援していきます。)