Back        関東大会県予選の2回戦は下妻一高に辛勝!

 5月1日(土)勝田工高グランドで関東大会県予選の2回戦が行われ、日立一高は前半14−7、後半17−5、計31
−12で下妻一高を破り、準々決勝に進出しました。
 快晴・ややきつい日差しの中で、12:50キックオフの予定がやや遅れ、13:03頃試合開始。
 当初の目論見では、開始10分で主導権を握り、たたみかけるように一気に勝負を決める・・・はずでしたが、キック
オフ直後こそ敵陣深く攻め込んだものの、TBのスピード不足とラインメイクの遅さに加え、イージーなハンドリングミス
等が続き、好機を逸します。逆にキック処理のミス等から自陣ゴール前に攻め込まれ、開始6分にはペナルティからの
モールを押し込まれ、先制トライを喫します。
 先制トライを奪われても意気消沈することなく果敢に攻撃し、15分にはラックから展開して15番小野が、22分には
敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み7番岡がトライ。なんとか逆転して前半終了。
 後半開始直後には、同じくラインアウトからのモールを押し込みトライ。ゴール前ラックを連取してFWがトライを奪い、
24−7と安全圏に入ります。しかしこの日は相手TBラインのオフサイド気味の早いディフェンスにBKが抑え込まれて
決め手を欠き、FWもファーストタックルでボールキャリアを仕留めることができず、幾度もモールを押し込まれる苦しい
試合展開が続きました。
 後半28分には相手CTBの縦突進を止められず中央にトライを奪われ24−12と追いすがられますが、 ここで奮起
したFWが、直後のキックオフから執拗に密集サイドを攻め、意地のトライを奪い、31−12でノーサイドとなりました。
 過去2試合の反省点は数多くありますが、突き詰めると「平常心の欠如」ということではないでしょうか。今日の試合でも、
インゴールに蹴り込まれたボールをグランディングすればドロップアウトのところ、タッチキックし自陣ゴール前ラインアウト
のピンチを招いたり、練習中には見られないような苦し紛れのキックやフリップパスなどにより、せっかくのチャンスを潰し
たり、ハイキックに対するキャッチングミスや密集での不用意かつ無駄な反則など、わざわざ相手方にチャンスを提供して
いるような場面が多々見られました。
 平常心の維持・涵養は一朝一夕にはできませんが、勝負事においてはもっとも大事な要素の一つです。「当たり前のこと
を当たり前にプレイする」ことを目指して、日々の練習に取り組んで欲しいと思います。
 ※次の試合は、5月5日(水)11:40 卜伝の郷運動公園 v.s.清真学園です。