Back    県総体(兼)国体予選の1回戦は、33−12で勝田工高に勝利


    照沼(兄)コーチからのメッセージ(勝田工高戦のDVDを観て)

    試合の評価ですが、「練習でやったことができているかどうか」だと思います。

   まだパワー不足ですが、しっかりとプレーの目的を理解して動き始めています。

   ペナルティからFWタテ、早いラックからBKのムーブでトライなど、

   練習どおりに100パーセントできたことをHPで是非褒めてあげてください。

 

 6/13(土)午後1時から、卜伝の郷運動公園で県総体(兼)国体予選の1回戦 vs勝田工高が行われ、日立一高は

前半21−5、後半12−7、計33−12で、勝田工高に2大会連続の勝利!!

 今大会からのルール改正で、モールの引き倒しができなくなったことから、FWの体格で下回る本校にはやや不利か

とも思われましたが、奮起したFWの頑張りで、モール戦ではほぼ互角に戦うことができました。

 前半の前半は、地域を考慮したゲームプランが組み立てられず、この試合から復帰したSO熊谷のキックが伸び過ぎ

て直接タッチインゴールを割るなど、風上の優位を生かせないまま自陣でのFW戦が続き、開始8分にはミスキックや不

用意なペナルティも重なり、自陣ゴール前のモールから 相手FWに飛び込まれ、0−5と先制を許してしまいました。

 しかし、ようやくエンジンがかかった日立一高は、12分、18分とキャプテン深谷の連続トライで14−5と逆転し、前半

終了間際には、相手ゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライ、FWによる先制トライの借りを返すことができま

した。

 後半開始直後には、自陣深く攻め込まれましたが、低いタックルでよくしのぎきり、逆に連続攻撃からCTB佐々木が

がトライし、26−5とリードを広げます。この一連の攻防で相手にトライを許さず、逆に追加得点を奪うことができたこと

が、勝田工高にとっては得点差以上のビハインドとなり、勝利は確定的となりました。

 その後、勝田工高はラックの連取からFWがトライを返し、26−12と意地を見せましたが、日立一高もこの試合から

復帰したWTB丸橋がこぼれ球をドリブルで持ち込みダメ押しのトライ、33−12で勝利しました。

 この試合でも気合いが入りすぎたせいか、FWが自陣からモール戦を仕掛けるなど相手のペースに合わせてしまい、

自分たちの持ち味である速い展開と連続攻撃ができていませんが、2年生FWの岡、小野が要所で鋭いタックルを見せる

など、これまでの練習の成果が徐々に実を結びつつあります。

 次の試合は、21日(日)午前11時から卜伝の郷運動公園で、新人戦で7−28と苦杯を喫している水城高校との対戦

です。当時はBKの主力3人を怪我で欠き、ベストメンバーで臨めなかったという事情はありますが、水城もその後地力と

自信をつけてきており、侮れない相手です。

 合同練習等を通してお互いに手の内は十分わかっているので、練習通りにプレイができれば、必ずリベンジしてくれる

ことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

(2009.6.14 茨城新聞掲載)