Back     全国大会県予選の第2戦(準々決勝)は3−94で茗渓に敗れる


  令和5年10月22日(日)10:30から堀原運動公園競技場で、第103回全国高校ラグビーフットボール大会茨城県予選の準々決勝が行われ、日立一高は茗渓学園に3−94(前半3−59、後半0−35)で敗れました。
 快晴、無風時々微風、気温も16℃という絶好のコンディションの下、現役部員たちは果敢にチャレンジしていました。
 前半の前半は、相手のハンドリングミスでチャンスをもらっても気持ちが先走ってしてボールが手につかず、なかなか生かすことができませんでしたが、頑張って・頑張ってタックルを繰り返すうちに緊張もほぐれ、徐々に自分たちのプレイが出せるようになってきました。
 惜しかったのは前半17分、キックオフからプレッシャーをかけ、相手陣22m内中央付近のスクラムから、SO?CTB?が右にサイドチェンジして前進し、惜しくもWTBに繋げられなかったプレイや、20分には敵陣スクラムからSOが縦を突いてロングゲイン、ゴール前のラック
をも連取した後、BKも加えたリモールに持ち込んで押し込もうとしたプレイ、惜しくも崩れてトライチャンスは逸しましたが、その直後にSO梶山のドロップゴールが成功!!(3−38)準備してきたプレイが出せた局面でした。※そして茗渓学園との対戦では、久しぶりの得点シーンとなりました。
 後半は、Hoが脇腹を強打して一時戦線離脱、しかし14人で(前の試合で選手が一人骨折しており、今日の試合は15人ちょうどで臨みました。)戦った7分間もトライは許さず、そして、22分にはアンストラクチャーな状況でSOからフリップパスを受けたFB?CTB?が縦に抜け出し、フォローしたbVが敵陣ゴール前まで肉薄するも、その後のプレイでノットリリース・ザ・ボール...何としてもゴールラインを破れません。
 そして、終了間際にはハーフウェイ付近ではありますがラックを連取、3分以上にわたって攻め続けましたが、最後はタッチに押し出されてノーサイド、梶山組のチャレンジは幕を閉じました。
 1試合を通して、スクラムやラインアウトは工夫を凝らしてマイボールをほぼ100%キープ、ディフェンスでもセットからの展開ではアウトサイドセンターまではほぼ押さえることができ、練習の成果が随所に見られていました。ただ、大外に振られた時やアンストラクチャーな状態からは、個人の強さや判断力、そして総力で上回る茗渓を仕留めることが出来ませんでした。
 チーム力に差があるのは致し方のないこと、それでも今日の日立一高は最後まで緊張感とトライを奪う意識を切らすことなく戦い抜き、点差上に内容のある試合を展開してくれました。
 3年生の皆さん、お疲れさまでした。単独チームとしての公式戦の2戦目で、よくここまでチームをまとめ上げてくれました。そして2年生・1年生は今日の試合を糧として、年明けの新人戦から新たなチャレンジに取り組んでください。
 いつもながら、多数応援に駆けつけくださった保護者の皆さん、OB・関係者の皆さん、本当にありがとうございました。これからも日立一高ラグビー部を温かく見守り支援していきましょう!!

 

 

  


やりきった笑顔